石巻市雄勝町名振地区の名振八幡山公園に、日本三大桜の一つ「山高神代桜」の苗木を植樹しました。「山高神代桜」は、山梨県北杜市の実相寺にあり、樹齢2000年、日本武尊手植えと伝えられています。その種子から発芽し大切に育てられた苗木です。種子500~1000個から1個しか発芽しないという大変貴重な苗木です。桜守の仕事、役割を任せられた人は、只お一人「三枝基治様」なのだそうです。その大切に育てた苗木をお譲りする順番を変えて、被災地であるここに植樹させていただくことができました。
ここに植樹することになったきっかけは、二年ほど前に、「津波教え石」をこの地に設置しました。昨年、甲府ワイズメンズクラブが訪問した際、地元の方から、「ここに桜が咲いていたらどんなにかいいか…」というつぶやきからでした。ノリで実現に至ったとの見方もありますが、夢を実現させたい、希望に皆さんの喜ぶ顔を見たい、将来桜が咲いて皆さんが集い愛でる様子が目にうかんだということです☺
この苗木の交渉、運搬などは甲府ワイズメンズクラブが、石巻市雄勝町名振地区との相談・連絡・準備などは石巻広域ワイズメンズクラブ、仙台YMCAが担いました。
桜守の三枝基治様、大変ありがとうございました