「津波の教え石」建立除幕式開催

北東部部長 中川典幸
 
東日本大震災発生から丸5年を前に、大きな被害が出た石巻市雄勝町名振地区に2月27日(土)津波の教訓を伝える石碑が建立されその除幕式が行われました。
石碑は、東京むかでクラブの城井廣邦ワイズメンがプロデュースし、東北ミサワホームをメインスポンサーに、仙台YMCA、ワイズ東日本区東日本大震災支援事業、仙台3クラブ、東西日本区ペンンタゴンDBC、東京むかでクラブ等の支援により、地区住民との石碑建立実行員会を作り進められ実現しました。
石碑の大きさは高さ1.8m、幅2.1mで「未来へつなぐ命」の題字、震災の日付と時刻が記され、高台へ走るこどもの彫刻があしらわれている。碑文は自宅を津波で流され母親を亡くした地区の永沼淳子さんが考えられ「震災で経験した高台へ逃げることの大切さを後世に語り継ぎ、色あせないようにしてほしい」と話されました。
当日は石巻市長、県議、市議も列席、ワイズ関係は渡辺東日本区理事をはじめ、東京、京都、大阪、神戸からも駆け付けられ、マスコミ関係、地区住民の方々と併せ約120名が出席しました。
城井プロデュース以下同様のフォーメーションで一昨年3月に東松島市に津波の教え石が建立されており、今回二基目となりました。城井さんは挨拶の中で、これからも急がずに他地区にもこの事業を続けていきたい、と語りました。
尚、地元との折衝など裏方役として仙台青葉城クラブの清水弘一ワイズメンが汗をかかれたことを付け加えさせて頂き、皆さまのご協力に心から感謝申し上げます。