東日本大震災発生後3回目となる被災地の子供たちを励ます小学生サッカー交流大会が、秋晴れの下11月21日(土)と22日(日)の2日間にわたり、東北学院泉キャンパスにおいて開催され多くの小学生、ユースリーダーやワイズ関係者など多数が参加して行われました。
招待チームは、気仙沼市・鹿折クラブ、石巻市・湊少年団、名取市・閖上少年団3チームの選手、監督、指導者など40名、仙台YMCAのサッカークラブ2チーム(2日目は3チーム)も加わって、第一日目は午後から翌日の本戦に備えて練習やサッカー交流、開所式、招待チームは合宿所に宿泊をともにし、ユースリーダーも入ってこども同士の交流会がもたれました。
平行して午後2時より「北東部のユースリーダーズアクト」が2時間にわたり招待チームの指導者、リーダー、ワイズ、YMCAスタッフなど30名が出席して行われました。中川北東部長の挨拶に始まり研修の第1部では「子どもたちの今」として被災地のサッカーチーム2人の監督から講話をいただき、ワークショップでは3グループに分かれ「みんなで考える防災」のテーマでグループごとの討議と発表が行われました。
二日目は、9時10分開会式、9時半サッカー大会開始、9チームによる予選リーグと順位別リーグが行われ、どの試合も白熱した熱戦が繰り広げられました。決勝リーグでは鹿折チームと閖上チームが同点の引き分けでしたが、勝ち点数で優勝が鹿折チーム、準優勝が閖上チーム、三位が仙台YMCA立町CⅠチームとなりました。15時30分より閉会式が行われ成績発表、表彰、記念品贈呈、講評、記念撮影がありました。
参加者は、第一日目が100余名、第二日目は応援の家族も多数来場されて280余名、負傷者も出ることなく有意義な大会となりました。
大会開催にあたって、ご支援いただいた全国のワイズメン・メネットの皆さん、ユースリーダー、YMCAスタッフの皆さん、会場や宿泊所をご提供いただいた東北学院泉キャンパスのご関係者に心からの感謝を申し上げます。
報告者:清水弘一(アドバイザー)
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